メーターモジュールと尺モジュールの違い

Q.1 モジュールってどうゆう意味?

 

モジュール 意味

モジュールとは、家を建てる設計を行う際に使用する基本的な寸法のことをいいます。

この基本寸法毎に柱をたてる設計を行いますが、従来から日本の一般的な家では、尺モジュールというのが採用されてきました。

Q.2 尺モジュールとメーターモジュールって何が違うの?

 

モジュール 違い

尺モジュールとは、3尺(910mm)を基本の長さとする方法です。
いわゆる田舎間(関東間)がこのサイズで、関西の伝統的住宅では955mmという、3.15尺を基本とした京間(本間)の長さが用いられてきました。


当社では、1m(メートル)を基本の長さの単位として設計するメーターモジュールというものを採用しています。

Q.3 メーターモジュールの良いところは?

 

メーターモジュール メリット

メーターモジュールで家を建てることのメリットは、廊下幅や部屋、特に狭いトイレなどの、壁から壁までの寸法を一回り広くできることと、容易にバリアフリー対応にできることです。


壁から壁までというのは、柱の中心から柱の中心ということではないということに注意です。
モジュールの長さ毎に柱をたてることができますが、部屋の壁などを張る際には、柱の太さの分だけ部屋の内寸は小さくなります。

実際は、尺モジュールでトイレを作ると内側(トイレ内の壁から壁まで)の寸法が80cmを切ってしまいますが、メーターモジュールだと、約90cmになります。

この10cmの差は、想像以上に大きいのです。

 

 

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